競馬ブックで予想する
「初心者に自力予想を教えよう」 という今回の企画。
本来は 競馬の基礎知識から入るのが順序だと思うのですが、 そうすると競馬の複雑さゆえに 始める前にウンザリしてしまいます。 そこで、 とにかく自分で予想するという形から 始めましょう。
まず競馬新聞「競馬ブック」を教材として使います。 これを週末のコンビニなどで買ってきてください。
初心者の方は この「競馬ブック」の中にある「予想CPUファクター」で 自力予想の基礎を体験しながら 身に付けて行きましょう。
まず「●スタッフの予想とコンピューターファクター分析」という欄を 探し出してください。 これは各レースごとに設置されているはずです。 なお新馬戦や障害戦はやや内容が異なっていますので それらは今回は対象から除いてくださいね。
競馬予想において、 もっとも重視するのは「前走」という要素です また「実績」「調教」も大きな要素です。 ファクター分析でも、この3要素の欄があります。
「前走」で内容が良かった馬というのは すなわち「能力が有る証拠」であるし、 (前走後4週以内なら)「調子も良い馬」です。
だから、 今走でも好走する確率は、とても高いと言えます。 予想において、もっとも重視すべき要素が 「前走の分析」なのです。
「ファクター分析の前走項目で印が有る馬は、 無条件に検討すべき馬」 と言えます。 ただ、 前走から中4週以上が空いている(前走後1ヶ月超を経過した)馬は 調教項目に印が有るほうが望ましいです。
「調教」は、 実戦の模擬訓練とか また馬をスピード的に鍛える鍛錬 実戦に臨んでの気合を入れるなどが 主な目的で行われます。
慣れている人だと この調教で、 好不調や能力が、有る程度は把握できます。 気配急上昇などの予兆を調教で察知することもあります。
たとえ調教で能力を見せても、実戦で活きてこない馬というのは 何らかの問題(体調・気性など)を抱えていることが多いようです。 ですので、ここだけが良くても、すぐに好走するとは限らないことも 憶えておきましょう。
そこで、距離などの変化があった場合、 また連闘や馬具の変更などがあった場合、 レース振りが変わって、能力を発揮する場合があります。
「ファクター分析の調教項目で印の有る馬で、 距離変更、ブリンカー初着用、連闘、休み明け(またはデビュー)1〜2戦目などの馬は、 検討すべき馬」 といえます。
「実績」は、その馬の本来の能力の証と言えます。
しかし、その馬に本来の能力は有るのに 最近(前走など)で思うような成績が上げられない ということは、よくあることなのです。 これは体調も問題だったり、馬が競馬を嫌っていたりと、 何らかの問題を抱えているためです。
そういうわけで、実績が良いというだけで馬を買うのは チョット危険なことなのです。
でも、調教などで好調の気配が見えているのなら 調子を取り戻し、本来の能力を発揮するかもしれません。 また馬具の変更などでも変わるかもしれません。
「ファクター分析の実績項目で印の有る馬で、 調教項目で印が有る馬、ブリンカー初着用、連闘などの馬は、 検討すべき馬」 といえます。
ここまでで自力予想の柱が把握できたと思います。 もっと簡単に馬を絞り込めるよう 具体的に整理してみます。
「<前走>で◎○の馬で、前走後一ヶ月以内」 「<前走>で△の馬で、<調教>で印の有る馬」 〜とにかく中4週以上の馬は、<調教>で印が欲しい
「<実績>で◎○の馬で、<調教>で印の有る馬」 「<実績>で◎○の馬で、変わり身要素の有る馬」 「<調教>で◎○の馬で、変わり身要素の有る馬」 〜変わり身要素=休み明け(初出走)1〜2戦目、400m以上の距離変更、BL初着用
これで絞り込めないときや、 また、もう1〜2頭の買いの馬が欲しいときは 厩舎コメントをじっくり読んでみましょう。
そこには、馬に身近な人たちの意気込みが表れているかも知れません。 コメントで自信や好調をポロッと漏らしている馬が 好走することって意外と有るんですよ。
また、コメントには、 競馬を勉強する良い材料が含まれています。 すぐに馬券に結びつくようなことは無くても 数年後十数年後に、 きっと穴馬券の鍵となってくることでしょう。
さぁ、まずはこれだけでも 見事な馬券的中が体験できるはず! それどころか 競馬ウン十年という先輩たちよりも 競馬が上手に化けることさえ、充分あり得るのです。
それは魔術でも秘術でもなく 「競馬予想の基礎部分」がしっかり出来ているためなのです。

